カワラヒワ通信NO.12 2021年2月
ハレルヤ!
スノードロップが咲き始め、春が近くまでやってきていることを感じます。第9回カワラヒワの集いを2月15日に開催いたしました。佐久穂のログハウスでの参加者2名、Zoomでの参加者17名でした。皆さんご参加ありがとうございました。
☆ご案内☆
信徒の友2月号に『風は思いのままに 聖書黙想31日』が紹介されています。
また、2月15日に日本キリスト教団出版局より出版された『信仰生活ガイド 信じる生き方』に以前信徒の友に掲載されたメッセージ「若者があこがれる老人になる」が再掲載されました。
書籍の紹介は、↓こちらクリック↓
https://bp-uccj.jp/book/b558050.html
信仰生活ガイド 信じる生き方
キリスト教月刊誌『信徒の友』記事に書き下ろしを加えて書籍化する、信仰生活(再)入門シリーズ。最終巻は個人の信仰生活を扱う。
著者 増田 琴 編
出版年月日 2021/02/15
判型・ページ数 4-6・128ページ
<この本の内容>
キリスト教月刊誌『信徒の友』記事に書き下ろしを加えて書籍化する、信仰生活(再)入門シリーズ
信仰生活を送るにあたって踏まえておきたい記事14本を収録。礼拝の喜びや祈りの心構え、聖書の読み方といった日々の歩みから、悲しみとの向き合い方、多宗教社会における信仰生活のあり方、隣人と共に生きる姿勢にいたるまで、多岐にわたって取り上げる。
<目次>
はじめに……増田 琴
Ⅰ 神と共に歩む
【礼 拝】 魂を生かす呼吸─礼拝の喜び……深田未来生
【祈 り】 もう、自分一人で背負わなくていい……吉村和雄
【聖 書】 毎日の楽しい聖書─いつでも・どこでも・だれとでも……山下智子
【毎 日】 慰めの調べを刻む一週間の歩み……井ノ川 勝
Ⅱ 魂に向き合う
【悲しみ】 悲しみに言葉を、痛みに名を……左近 豊
【問 い】 「わからない」から始まる新しい物語……奥田知志
【和 解】 亡き娘が出会わせてくれた隣人……柴田須磨子
【癒やし】 ナウエンとの対話─惨めさと恵みの出会うところ……後藤敏夫
【喜 び】 主の復活! 衝撃にまさる喜びがもたらした礼拝日の変更…徳善義和
Ⅲ 隣人と生きる
【人 生】 若者が憧れる老人になる……山本将信
【介 護】 変えることができないもの、変えなければならないもの……川越 厚
【社 会】 多宗教社会での信仰生活を考える……小林 眞
【平 和】 すべての被造物との平和を実現するために……佐藤司郎
【環 境】 「被造物のうめき」に耳を澄ます……月本昭男
☆予告☆
「山本将信牧師の『祈り』」と写真家森本二太郎さんとのコラボレーション作品(月めくりカレンダー&ポストカード)を発売いたします。詳細は決まり次第お知らせいたします。お楽しみに!
次回カワラヒワの集いは、3月15日(月)14時から佐久穂のログハウスとZoomの同時開催です。皆さんのご参加をお待ちしております。
シャローム
復刻!ことばの栞 2018年2月
神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。
ローマ8:28
★聖書に出会ったころ、先輩が読み慣れた文語訳聖書をよく引用して、励ましてくれたものです。その一つが「万事相働きて益となる」でした。根が悲観主義の私に、この言葉は私の人生観に強く影響を与えた寸言でした。
★楽観主義は、人生の予測を良いように見なして朗らかに生きることあり、悲観主義は自分の身に起こる芳しくないことを、これから起こる全ての予兆と感じ、グラフで言えば、右肩下がりに人生を考えることです。私はこの聖句を教えられて、楽観者でも悲観者でもなく、楽天者になろうと心に期しました。
★「楽」の原意は弦楽器とその音色のことのようですから、天のメッセージを弦楽を楽しむように喜ぶことを「楽天」というのでしょうか。「楽天」は私の悲観、楽観の感じ方を越えた天のメッセージを傾聴することです。
★「万事相働きて益となる」はまさに楽天です。右肩上がりを予測して有頂天にならず、右肩下がりを予測して悲嘆に暮れず、天のメッセージを聞いて、予測に振り回されないで肯定的に生きてゆく、それが楽天主義だと私は理解し、そのように生きて行きたいと思っています。