カワラヒワ通信 NO.15 2021年 5月
ハレルヤ!
新緑の野山にみどりの風が吹き抜ける5月15日、佐久穂のログハウスとZoomの同時開催にてカワラヒワの集いを開きました。ログでの参加者3名、Zoomでの参加者13名でした。初めてご参加いただいた方がお2人もいて、嬉しかったです!ご参加ありがとうございました。
母は、花を愛でたり、プランターで野菜栽培を始めたり、元気に暮らしております。
次回カワラヒワの集いは6月15日(火)14時からです。そして、次々回は7月17日(土)に今年も寺島昭二牧師をお招きして山本将信召天記念礼拝をいたします。コロナ禍がどのようになっているのかわかりませんが、もし可能な状況でしたら、ぜひ皆さま、佐久穂のログハウスにお越しください♪ Zoomでも同時開催いたします。またお会いできるのを楽しみにしています。
シャローム
復刻!ことばの栞 2000年 5月
死は勝利にのまれてしまった。死よ、おまえの勝利は、どこにあるのか。死よ、おまえのとげは、どこにあるのか。死のとげは罪である。
コリントへの第一の手紙15:35
▲忘れもしない、1991年のことであった。熊本に住む親友から手紙をもらった。「‥‥実は今、助けを求めて手紙を書いています。妻が一昨年の乳癌の転移で肺が冒され、今月中もつかどうかになっています。‥‥妻と話し合って葬儀の説教を是非とも先生にして頂けたら幸甚に存じます。‥‥」驚愕したのは言うまでもない。
▲翌日、熊本に飛んだ。本人は事態を受け入れ「癌の痛み苦しみは地獄6丁目くらいまでかと思ったら地獄番外地までありましたよ」と冗談を言う程落ち着いていた。ただ心の刺となっていた事を語り、そして赦しを求めて共に祈った。
▲その時、彼女は「番外地の彼方に光が見えて来たような思いです」としみいるような清しい笑みを湛えた。夫とそして高校1年の娘と小学5年の息子と別れなければならない生命の終着駅ターミナルに立ち、どんな思いかと胸が痛む。
▲されど「死の刺」は除かれ、死に勝利する始発駅に彼女は立つ。